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竹田ランチェスター45歳からの戦略

人前で話すコツ:その4 体験談を話せ

人前で話すコツ:その4 体験談を話せ

人前で話すと緊張します。
なぜでしょう。
それはうまく話そうとするからです。

日本人はそもそも人前で話すように教育されていません。
授業中で話すときは、みんなの視線を感じながら話す。
だからうまく話そうとして緊張します。

それがいやな人は、一所懸命原稿を覚えますね。
これがまた大変。
1回詰まると、すっかり忘れてますます緊張します。

では、どうするか。
自分の体験談を話せばよいのです。
自分が体験したことは、他人からそれは間違っているとか言われる筋合いはありません。

そしてその体験から自分が考えていることを心から訴えればよいのです。

体験を頭に描き、具体的に話してください。
それは、いつのことですか。
何をしているときですか。
誰が、どのように話しましたか。

具体的に具体的に描いてください。

ある立候補者の公約は私の公約は、堤防を強化し水害を未然に防ぐことです。
これを聞いて皆さんは、もっともだ。とは思うかもしれませんが、心に残るしょうか。

この話を私は次のようにトレーニングによって変えました。
ツー、ツー。
私は、電話の音で飛び起きました。
その電話はは3年前の台風が来たときでした。
消防団から電話です。私はすぐ服を着替え大雨の中を堤防に向かいました。
「おーい!」「どうや。大丈夫か!」
「もう危ないぞ!」
そして本部に戻って、本部長に報告するとなんと
「まあ、団員のにぎりの準備はどうするんや」
私はあきれ返りました。

このとき私は、決意しました。
住民の家屋と団員のおにぎりとどちらが大事何んや!
住民の命をまず第一に考えなければならない。

そこで私が言いたいのは、リーダーたるものまず住民の安全を考えるべきだ。

そのためには、まず堤防の強化をすることです。

以上ですが、如何でしょうか。
体験した人しかできない話です。
この話は2度と同じように話せません。
しかし、臨場感あふれ、話に没頭できる内容です。
しかも、心に残ります。

体験談を、具体的に話してください。
そうすれば、あがらず、相手の心に残る話ができます。

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